家の印象を左右するファサードとは

ファサードとは聞きなれない言葉ではないでしょうか

これは、フランス語で顔を意味するファサード:facade(face 顔)が語源で

建物の正面からの外観を表す言葉です。

つまり家の顔ですね。

「顔」ですから、表情をつけたり街になじませることで見た目の印象が良くなります。

また、人の顔を見るとその人の人物像を自然と想像してしまうように
素敵なファサードの家を見つければ、
「どんな家族が住んで要るんだろう」と想像したくなるものです。

せっかくの一生に一度の「家づくり」ですから、建物の機能性だけでなく
見た目も素敵な家づくりをしたいものですね♪

では、ファサードを設計するときのポイントとは一体なんでしょうか・・・?

① シルエット

普段、着る服を決めるときには服を着た時のシルエットを意識しますよね。
自分に合うシルエットの服を着ればより美しくみせることが出来ます。

実は家も同じで、建てる時にシルエットを考えることが大切です。

土地の形である程度の建物の形は決まってきます。
変形地や狭小地の場合、あえてその土地の形を生かしたデザインもよいでしょう。

そして、建物のシルエットに大きく影響するのが、
「屋根の形」です。

屋根の形は、普段意識してみることはあまりありませんが、
例えば、三角形の切妻屋根と片流れ屋根では、大きく印象が異なります。

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② バランス

「家づくり」には、室内の空間はもちろん戸外空間や周辺環境とのバランスをとることが重要です。
例えば、室内と室外の関わりをイメージしてガーデニング、バーベキュー、子供と遊ぶなど
家の周りをどうやって楽しむかを考えてみましょう。

また、敷地に余裕があれば、ファサードと合わせた玄関周りや門などの設計デザインもポイントになります。

③ 時間による変化

昼間は周りが明るく、外観をしっかりとみることができます。

夜になると暗くなるので、外観の細部は見えづらくなりますが、その代わり光の演出で違う顔を見せることができます。

エントランスの光や部屋からの漏れる光で、家を美しく演出することも♪

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街並みの一部となり、人々の目を引く外観。
立体的なデザインは、色や素材で表情を変えることもできます。
かっこいい、可愛い、シンプル、モダン・・・

他にも、「インパクトのあるファサード」などいろいろお好みがあるでしょう。
新居の周りのお宅や街並みを参考にしてみてもいいかもしれませんね♪

  

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